結婚式の招待客リストから、毎晩ひとりずつ名前が消えた話

約3分
結婚式の招待客リストから、毎晩ひとりずつ名前が消えた話
目次
  1. 2026年2月、結婚式の準備を始めた
  2. 3月の第一週、リストから1人消えた
  3. 翌週、また1人消えた
  4. 3週連続で、毎週1人ずつ
  5. Googleに問い合わせ、原因判明
  6. ただ、消えた日の夜に、夢を見た
  7. 結婚式は6月、3人とも招待し直した
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Yさん(仮名・29歳女性・福岡県の看護師)から届いた話。結婚式の準備中、夫婦で共有していたGoogleスプレッドシートの招待客リストから、毎晩ひとりずつ名前が消えていった経緯。

2026年2月、結婚式の準備を始めた

Yさんは2026年6月に結婚式を予定。福岡市内のホテルで、招待客およそ60名。
準備は、夫婦でGoogleスプレッドシートを共有して進めていた。招待客リストは、シート1枚目。氏名、属性(友人/親族/職場)、出欠ステータス、住所、ご祝儀メモ。

3月の第一週、リストから1人消えた

3月の月曜日。Yさんが朝、シートを開いたら、リストが59人になっていた。前夜まで60人だった。
「夫に確認したら、夫も触っていない、と。編集履歴を見たら、確かに前日の23:47に1行削除されていました。編集者は『匿名のユーザー』」
共有権限は夫婦の2アカウントのみ。Yさんは、共有設定を見直して、外部からアクセスできない状態にした。

翌週、また1人消えた

翌週の月曜日。今度はリストが58人になっていた。前夜23:51に1行削除。編集者『匿名のユーザー』。
「共有権限は、私と夫の2人だけ、というのは確認済みでした。誰が削除しているか、本当にわからない」
Yさんは、削除された名前を、夫と一緒に確認した。1人目は、夫の高校時代の友人。2人目は、Yさんの遠縁の親戚。両方とも、結婚式に招待する予定だった人。

3週連続で、毎週1人ずつ

3週目の月曜日。リストは57人に。削除された3人目は、Yさんの職場の同僚。
「3週連続で、月曜の夜23時台に1人ずつ消える、というパターンが見えてきました。週初めの月曜、というのも気持ち悪かった」
Yさんは、夫と相談して、シートのバックアップを毎日取り始めた。

Googleに問い合わせ、原因判明

4週目の前、YさんがGoogle Workspaceのサポートに問い合わせ。
「サポートからの回答は、『過去にシートの共有権限を持っていた第三者が、権限剥奪後もキャッシュ経由で操作できる古いバグが、特定のブラウザ環境で発生することがある』というものでした」
調べたら、Yさんが3年前に、別の用途でそのシートを友人と共有していた履歴があった。その友人は3年間、シートを開いていなかったが、別のアカウントの操作ミスで、Yさんの夫婦専用シートに干渉していた、という結論。

ただ、消えた日の夜に、夢を見た

原因が判明して、Yさんはホッとした。ただ、ひとつだけ気になることが残った。
「3週続けて、月曜の夜、消えた人の夢を見ました。最初は夫の高校の友人、2回目は遠縁の親戚、3回目は職場の同僚。3人とも、私はあまり親しくない人で、夢に出てくる理由がなかった人ばかり」
「夢の中では、その人が結婚式の会場の入口で、こちらを向いて立っていた。それだけ」
Yさんは、Google側のバグと、自分が見た夢の関係は、説明できないと話した。

結婚式は6月、3人とも招待し直した

結婚式は6月に予定通り開催。消えていた3人とも、Yさんが個別に連絡して、改めて招待した。全員、出席予定。
「シートのバグは解決しました。夢のほうは、なんとなく、自分の中の準備の不安が出ただけ、と理解することにしました」

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