京都府の怖い話
この地域に紐づく実話怪談を 6 本、集めています。
京都府の取材ノート
京都は、怪談の言い伝えと現役の生活が同じ町内に同居している。将軍塚、鞍馬と貴船の間、先斗町の裏路地。観光案内に載る地名の「載らない時間帯」の話が、タクシー運転手や深夜の研究室といった、夜に働く人たちから届くのが京都の特徴になっている。歴史が長い土地は、怪異の説明に系譜がつきやすい。ただ、当サイトに届く京都の話は、由緒や伝承で説明がつく類より、「説明がつくはずの場所で、説明のつかないことが起きた」という温度のものが多い。鈴の音がついてくる路地の話は、その典型。古い街の怪談は古い話とは限らない。
── 管理人・しら
亡き父の遺品の鍵束、1本だけ用途不明だった鍵が指していた銀行貸金庫の話
Iさん(仮名・47歳女性・京都府在住の中学校教員)が、亡くなった父の遺品整理で見つけた鍵束。8本の鍵のうち1本だけが用途不明で、父の生前に一度も使われた形跡がなかった。2年かけて鍵の形式と刻印を調査した結果、すでに統合された地方銀行の貸金庫の鍵だと判明した経緯。残された貸金庫の中身と、家族の歴史の記録。
大学院の研究室、深夜のコピー機が独りで動いていた話
Nさん(仮名・26歳男性・京都府の大学院生)が、修士論文の追い込み期、深夜の研究室で、誰も使っていないコピー機が独りで紙を出力していた経緯。
先斗町の裏路地で、鈴の音がついてくる話
京都の繁華街・先斗町の細い裏路地で、深夜にだけ後ろをついてくる鈴の音について。バー勤めのMさん(仮名)が3回連続で同じ場所で体験した記録。
鞍馬・貴船の間の話
将軍塚、夜の参道の話
タクシーで何度も同じ客を乗せた話
個人タクシーで二十年。同じ顔の四十代の男を、違う街で何度も乗せました。
地名が特定できる話だけを、都道府県別に並べています。
地域名(東北・関東・関西など)の話は 短編一覧・長編連載 をご覧ください。